メダカ日誌

メダカ販売店、小山メダカセンターの店主によるメダカのブログ
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冬場の繁殖入門[採卵までの概要]
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    めだか販売店、小山メダカセンター店主のブログです。

    [採卵までの概要]
    産卵に必要な条件を整えた水槽に親メダカを導入し、数日〜数週間後、生殖活動が順調であれば、尻に卵塊をぶら下げて泳ぐメスの姿が観察できるようになるはずです。
    親メダカを導入してから卵を産み始めるまでの日数については、一概には言えませんが、冬場に無加温状態で飼育していた個体を加温水槽に移動させた場合では、だいたい二週間以上はかかる事が多いようです。
    メスが尻にぶら下げている卵塊は、既に受精が完了しているのが普通ですが、卵塊の中には、何らかの理由により受精しなかった無精卵や死んでしまった卵(死卵)が含まれていたり、卵塊の全てが無精卵という場合もあります。
    産卵を開始した初期の頃に、無精卵の割合が多い場合もあるようです。
    メスのメダカは、受精の状態に拘わらず、しばらく卵塊をぶら下げたままでいますが、大抵は半日〜一日ほどの間に、どこかに産みつけるか、産み落とします。
    卵をそのまま水槽内に放置してしまうと、他のメダカに卵を食べられてしまったり、ふ化した稚魚も親メダカに共食いされてしまう可能性が高くなってしまうので、積極的に繁殖をさせるには、卵を水槽から取り出し、ふ化用の容器に移す必要があります。
    このように、産卵した卵を取り出す事を「採卵(さいらん)する」といいます。
    メダカの採卵には幾つかの方法がありますが、一般的な方法の一つとして、予め卵を産み付けさせる場所になる「産卵床(さんらんしょう)」を使う方法があります。
    …次回に続きます。
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    | メダカの繁殖 | 18:20 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
    冬場の繁殖入門[奇形の例]
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      めだか販売店、小山メダカセンター店主のブログです。

      [奇形の例]
      親メダカとして使うには好ましくない、メダカの奇形の例です。

      〈背骨曲がり〉
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      脊椎が湾曲した奇形で、セムシとも呼ばれます。
      背骨曲がりの個体を親メダカに使ってしまうと、次の世代に遺伝する可能性が高くなってしまいます。
      又、背骨曲がりの形質は、湾曲の程度には関係なく遺伝します。
      つまり、背骨の湾曲が、例えほんの少しだけ湾曲している個体でも、背骨が大きく湾曲している個体を使った場合と遺伝の度合いに差は無いので、親メダカを選ぶ際には、少しの湾曲も見逃さないように注意したいところです。
      背骨曲がりは、ヒカリ体型同士の交配で多くなると思っている人もいるようですが、実際には、そのメダカをブリーディングする際に、親メダカの中に背骨曲がりの個体が含まれている場合が殆どのようです。
      近年、奇形に対して間違った認識の繁殖により、改良品種メダカでは特に増えてきてしまっている奇形です。

      〈頭部の奇形〉
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      顎に問題があり口が閉じられなかったり、頭部がいびつになったりなど、頭蓋骨に関する奇形があります。
      これも次の世代に遺伝する可能性があります。

      〈ヒレの奇形〉
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      各ヒレのどれかが先天的に無いなどの奇形。
      次の世代に遺伝をしてしまう可能性があります。

      これら以外にも、メダカには色々な奇形があり、そうした奇形を持つ個体を親メダカに使ってしまうと、その奇形が次の世代に遺伝をしてしまう可能性があります。
      従って「奇形でも産卵はするので、繁殖には問題ない…」というような考え方は完全に間違いです。
      観賞メダカに奇形の個体を蔓延させない為にも「奇形は親メダカに使わない」「奇形は淘汰する」事を心掛けたいところです。
      | メダカの繁殖 | 17:10 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
      冬場の繁殖入門[親メダカ、個体の選び方]
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        めだか販売店、小山メダカセンター店主のブログです。

        [親メダカ、個体の選び方]
        前述のように、観賞メダカのブリーディングを楽しむ為には、親メダカとして「良い個体」を選ぶ事が大事です。
        メダカを実際に見て購入する時もそうですが、自分が繁殖させたメダカの中から次の世代の親メダカを選抜する際にも、良い個体を見抜く審美眼が必要です。
        [まずはココ!]
        まずは健康な個体である事、そして体型に奇形などの異常の無い事が大切です。こうした異常が無いうえで、尚且つ品種としての特徴が良く表れている個体が良い親メダカと言えるでしょう。
        ひょろひょろに痩せていたり、逆にむくんでいたり、何か病気の兆候が見られる個体は避けた方が無難です。
        そして奇形の形質は、たいがい次の世代に遺伝をする可能性が高いので、例え繁殖能力を持っていたとしても、奇形の個体を親メダカとして使う事は避けましょう。
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        | メダカの繁殖 | 17:21 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
        冬場の繁殖入門[親メダカの入手]
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          めだか販売店、小山メダカセンター店主のブログです。

          [親メダカの入手]
          メダカの繁殖を楽しむ為には、まずは良い親メダカを入手することが大事です。
          購入する場合は、メダカを販売しているお店を探すところから始まる事になります。
          最近では観賞メダカの人気も手伝い、ホームセンターのペットコーナーや熱帯魚ショップなどでも多少はメダカを扱っている店が多くなってきているので、メダカを購入すること自体はそれほど難しくはないかも知れません。
          しかし、それが「親メダカに使えるような状態の良い個体」となると、話しは違ってきます。
          メダカは生き物であるが故に、どこの店のどの個体でも同じという訳にはいかないからです。
          親メダカを購入するのであれば、やはりメダカについて詳しい知識を持っていて信頼のできる「観賞メダカ専門店」で購入するのが一番良いと思います。
          栃木県小山市の店舗、小山(おやま)メダカセンターでは、冬場も通してオールシーズンで各種の観賞メダカを店舗販売しています。
          当店まで足を運べる方であれば、ご来店頂ければ繁殖についてのアドバイスも致します。
          又、親メダカを選ぶ際には個体の選び方も大事です。
          これについては、また次回に続きたいと思います。
          〔営業時間;9時〜日没〕
          〔店舗定休日(金)〕
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          | メダカの繁殖 | 17:16 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
          冬場の繁殖入門[親メダカ用の水槽◆
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            めだか販売店、小山メダカセンター店主のブログです。

            [親メダカ用の水槽◆
            積極的な繁殖を試みるのであれば、親メダカ用の水槽の中は、できるだけシンプルな状態の方が好都合です。
            水槽の中に、大量の水草や色々な装飾品(流木等)を入れてしまうと、メスの親メダカは色々な場所に卵を産みつけてしまうので、卵の回収率が悪くなってしまいます。
            「必要な数の卵を採卵する間だけ親メダカを入れておく」と割り切るのであれば、砂利等の底床を敷かない所謂ベアタンクと呼ばれる飼育スタイルも良いでしょう。
            ベアタンク式であれば、底に産み落とした卵も回収し易くなります。
            又、ヒーターで加温をしている少し大きめの水槽の中に、それよりも小さいプラケースやコンテナを湯煎のように浮かべて親メダカ用の容器として使う方法もあり、この場合、親メダカの容器の中は、まさに水だけです。
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            | メダカの繁殖 | 17:51 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
            冬場の繁殖入門[親メダカ用の水槽]
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              めだか販売店、小山メダカセンター店主のブログです。

              [親メダカの水槽]
              観賞メダカのブリーディングでは、品種としての特徴が良く表れている1ペア〜数ペアほどを親メダカとして選抜して採卵するのが普通ですので、親メダカ用の水槽には、それほど大型の物を用意する必要はないでしょう。
              室内が中心となる冬場の繁殖では、親メダカ用に小型水槽を使う事で、繁殖に使う場所の省スペース化にも繋がります。。
              観賞を兼ねた繁殖の場合、使うのはガラス水槽が中心になる事が殆どだと思いますが、繁殖だけに割り切るのであれば、プラケースやコンテナ類などを代用しても良いかも知れません。
              容量としては、数リットル〜十数リットル程度の物が使い易いと思います。
              ただし、加温飼育を行う都合もあるので、耐久性(耐熱性)と使い方には十分注意したいところです。
              水漏れを起こしやすい発砲スチロール箱などでヒーターを使うのは、大変危険なので絶対にやってはいけません。
              器具メーカー各社の取扱い説明書では、おそらく観賞魚用水槽以外での使用は想定されていないと思いますので、それ以外の容器でヒーターを使いたい場合は、自己責任でお願いします。
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              | メダカの繁殖 | 16:00 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
              冬場の繁殖入門[産卵の条件(餌)]
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                [産卵の条件(餌)]
                メダカが産卵を維持する為には、当然ながら栄養が必要ですので、親メダカには十分な餌を与えてあげたいところです。
                ただし、一度に大量の餌を与えるような不規則な給餌ではなく、毎回食べ残しが出ないような量を規則正しく与える給餌を心掛ける事が大事です。
                与える餌の種類については、メダカ用の人工飼料(乾燥飼料)を中心とした給餌で構いませんが、可能ならば、より栄養価が高いとされる生き餌類も与えてあげると尚良いでしょう。
                メダカに与える生き餌にも幾つかの種類が知られていますが、ミジンコをはじめ他の生き餌の入手がしにくくなりがちな冬場の繁殖では、ブラインシュリンプ耐久卵を使うと便利だと思います。
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                | メダカの繁殖 | 17:40 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
                冬場の繁殖入門[産卵の条件(水質)]
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                  めだか販売店、小山メダカセンター店主のブログです。

                  [産卵の条件(水質)]
                  メダカ飼育に好ましい水質は、ph7.0〜8.5程度の中性から弱アルカリ性だとされています。
                  メダカは水質に対する適応力をある程度もっている為、適正phから少し外れたからといっても直ちに生命に係わるという訳ではありませんが、メダカの調子が生殖活動に反映されると考えられるので、繁殖を促す為には、やはり水質にもある程度は気を配りたいところです。
                  それから、phは受精率に影響を与えるとも言われていて、phがアルカリ側の方が効率が良いという説があるようです。
                  繁殖の為の水質管理として、まずはphを酸性側に傾かせない事が基本だと言えるでしょう。
                  又、魚に対して毒性が強いとされるアンモニアや亜硝酸の濃度も、高くなり過ぎる事のないように注意したいところです。
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                  | メダカの繁殖 | 17:53 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
                  冬場の繁殖入門[産卵の条件(尾数)]
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                    めだか販売店、小山メダカセンター店主のブログです。

                    [産卵の条件(尾数)]
                    メダカを繁殖させる為には、当然ながら、一定尾数(1ペア以上)の成熟した雌雄を同一の水槽内に同居させる必要があります。
                    ただし、あまり尾数を入れ過ぎて過密状態にしてしまうと、雌の産卵数が減る傾向があるので、過密状態にならないように注意する必要があるでしょう。
                    又、メダカにも相性のようなものがあるようで、雌雄1対1の1ペア交配を試みようとしたときなどに、相性の良くないペアの場合では、なかなか産卵に至らない事も珍しくはないようです。
                    親メダカの尾数に絶対的な決まりはありませんが、同じ品種や系統のメダカの繁殖では、親メダカの尾数(ペア)を絞るほど、生まれてくる仔メダカの特徴が揃い易くなる傾向があります。
                    その為、観賞メダカのブリーディングでは、品種としての特徴をよく表している親メダカを選ぶ事が大事です。
                    ただし、親の良い部分が仔に遺伝し易いのと同じように、親の悪い部分(奇形や遺伝性の病気)も仔に遺伝し易くなる事も忘れてはいけません。
                    親メダカの尾数を絞った繁殖であるほど、奇形などの悪い特徴を見逃さない高度な審美眼が必要だと言えるでしょう。
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                    | メダカの繁殖 | 20:58 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
                    冬場の繁殖入門[産卵の条件(日照)]
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                      めだか販売店、小山メダカセンター店主のブログです。

                      [産卵の条件(日照)]
                      メダカの生殖活動には、水温と共に日照も大きく影響します。
                      メダカが産卵を開始および維持する為には、一定以上の光の強さと時間の長さを必要とします。
                      自然状態(屋外)では、日照時間が12〜13時間以上の季節が産卵期にあたるので、冬場の繁殖では、これを人工照明により再現する事になります。
                      具体的には、15ワット蛍光灯一本程度以上の光量により、毎日、約14時間以上の日照周期を保つと良いでしょう。
                      照明器具の入切を管理するには、24時間サイクルのタイマーを使うと便利です。
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