メダカ日誌

メダカ販売店、小山メダカセンターの店主によるメダカのブログ
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メダカの飼育容器(養魚用の池)
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    JUGEMテーマ:国産改良品種メダカ
    メダカ販売店 小山メダカセンター 店主のブログです

    [養魚用の池]
    メダカの飼育は比較的容易で、少しの知識やコツがわかれば飼育容器での繁殖も楽しめます。しかし専門家レベルで、ある程度まとまった数のメダカを養殖増殖するには、養魚専用に造られた池が必要になります。養魚池にもいくつかのスタイルがあります。コンクリートやモルタルで造られた池、稲田を利用した水田養魚型、野池を利用した養魚、防水シートを利用したシート池型などです。いずれにしてもメダカの場合、特に品種や選別回数の多い改良品種メダカにおいては広大な池が少数よりも、ある程度小さな池が多数あった方が使い勝手が良いと思われます。水田型や野池型で多品種を扱う場合は、畦や吊り網などの工夫が必要になるでしょう。コンクリート造りのタタキ池は坪池と呼ばれる縦横が一坪(約183)程度の池が重宝されます。深さはそれほど必要ではありませんが、冬季に凍結する地域で冬越しさせる場合は考慮が必要でしょう。給水や排水と雨水のオーバーフローなどの管理のしやすさも重要です。又、ろ過槽や沈澱槽、メダカを取り上げ易くする為の魚溜まり等の機能が造られた池もあります。
    池での飼育個体数は水量ではなく、水面の広さで決まります。その数式は
    (メダカの数≦0.02×水面積(c))で求められます。
    例) 一坪池のメダカの数≦0.02×(183×183)で一坪池で飼育できるメダカの数は約670尾までとなります。防水シートでの池造りは、地面を掘ってシートを敷くやり方とブロックやコンパネ等で立ち上げた枠を組み、内側にシートを張る方法があります。穴堀式は立ち上げ式より温度変化が緩やかな傾向があります。使用するシートは専用のシートか、無ければ出来るだけ厚手のシートを使います。例としてシルバー色のUVカット#4000番あたりです。
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    メダカ飼育容器(ビオトープ型の池)
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      メダカ販売店 小山メダカセンター 店主のブログです

      前回まではメダカを飼育する容器の代表的な物をいくつか紹介しました。これら以外にも工夫して色々な物がメダカ飼育容器として使えますがブリキや鉄などの金属製の容器は有害なものが溶け出す恐れがあるのでおすすめ出来ません。
      メダカを飼育する場合、容器による飼育の他に池による飼育があります。一口に池といっても色々な造りがあり、目的に合わせたタイプがあります。
      [ビオトープ型の池]
      ビオトープ型とよばれるタイプの池があります。造りは、直接地面を掘ったりカケヤなどで叩いて水が貯まるようにして、さまざまな植物を植えたり、メダカなどの魚を放流して自然環境を再現します。植える植物や池に放す生物は、元々その土地に生息していた種を選びます。その後、水換えや餌やり等は殆んどしないで、草刈り等の一部の管理を除きあくまで自然に任せた状態にします。
      土地により水がたまらないような土質の場合はコンクリートや防水シートを利用します。防水シートは池専用の物か無ければできるだけ厚手の物を使います。例としてはシルバー色のUVカット#4000番あたりです。
      コンクリートを使う場合は、最初はアクが出て水質が強アルカリ性になるのでアク抜きをしてPHに問題が無い事を確認してからメダカ等の生物を放します。いずれの場合もなだらかな遠浅にして、陸から水中までスムーズな生物の行き来を考慮します。水性植物を植える為に池の中に土を敷く事もあります。
      小山メダカセンターの敷地内にビオトープ型のシート池が造られています。
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      | メダカの飼育容器 | 16:21 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
      メダカの飼育容器(大型容器)
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        メダカ販売店 小山メダカセンター 店主のブログです

        [大型容器、その他]水量が100リットル以上入るような中〜大型容器は、まとまった数のメダカ飼育に向いています。水量が多い為に水温の変化が緩やかで、水温変化によるメダカの負担が少ないです。弱点は、大型なので置場所が限られるのと水換えに必要な汲み置きの水を大量に用意しておかなければならない事などです。
        具体的な中〜大型容器としては、丸型や角形のタライや使われなくなった中古の風呂桶などがあります。その他にも金魚や錦鯉の専門店や器具メーカーでも観賞魚専用に作られた各種の大型容器が販売されている事があります。
        中〜大型容器の場合、底土や水草などを入れる場合もありますが水とメダカのみで飼育する事も多いです。その場合、飼育日数が進むにつれて植物プランクトンの増殖により水が緑色になってきます、これを青水(グリーンウォーター)といい養魚の世界では昔から“水が出来た”と表現されます。しかし、さらに飼育日数が進んでくると青水が強くなりすぎてメダカに適さない水質になってしまいます。又、その頃には容器の底にはかなりの汚れがたまっているのでホースやサイフォンで底にたまったゴミ掃除を兼ねた部分水換えをします。その後、毎日〜数日おきに部分水換えをするか、かけ水により適切な濃さの青水をキープします。適度な青水の表現に“飲み頃の緑茶”というのがあります。青水飼育の場合、夜間の酸欠防止の為に必ず曝気(エアーレーション)をします。
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        | メダカの飼育容器 | 14:19 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
        メダカ飼育容器(プラ船)
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          メダカ販売店 小山メダカセンター 店主のブログです

          [プラ船]
          左官職人などが使う角形の容器でプラ船という物があります。これもメダカの飼育容器として使えます。プラ船は耐久性があり、水量の割りに水面積が広いのが特徴です。大きさにいくつかバリエーションがありますが、40L、60L、80Lあたりが一般的には使いやすいと思います。プラ船は緑色が多いですがメダカの体色変化やメダカの落ち着きの面でも無難な色だと思います。楊貴妃メダカなどのような朱赤系メダカの色揚げを狙い黒いプラ船を好んで使う人もいます。
          メダカの飼育容器としてプラ船を使う場合、野外飼育での使用が普通です。底土、水性植物、浮草、それとメダカの残り餌の処理の為にタニシなどの巻き貝を入れて生物環境を整えます。池などに植物や生物を導入して生態系を再現するビオトープが広く知られていますが、それに近い事をプラ船でやる訳です。しかしプラ船の場合、完全な循環型の生態系は出来にくいので、メダカの餌やり、水換えや足し水、水草の間引きなどの管理はある程度必要です。濾過器は普通は使いませんが、メダカの数が多い場合や青水(グリーンウォーター)による夜間の酸欠が予想される時はエアーレーションをします。飼えるメダカの数はプラ船の水量リットル程度の数までといったところです。(例60Lで60尾まで)
          このような半ビオトープ型飼育の他にメダカと水以外はほとんど何も入れない“養魚型”もありますが、水質の管理などに手間がかかります。
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          | メダカの飼育容器 | 16:00 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
          メダカの飼育容器(ガラス水槽、番外編)
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            メダカ販売店 小山メダカセンター 店主のブログです

            [ガラス水槽、番外編]
            ヒーター無しの無加温条件でのメダカ飼育の場合、秋〜春にかけての水温が比較的低い時季にコケやノロが大量に繁殖する事があります。特にガラス水槽が置かれている場所に太陽の光りが入りやすいとコケの発生が促進されます。
            コケやノロはビタミン類が豊富で、給餌量を減らす低水温季(晩秋〜早春)にメダカがついばむエサになるので、多少ならばあった方がメダカには好条件です。しかしあまり増えすぎるとメダカが藻に絡まって窒息死したり、ガラス水槽の場合は見た目そのものが悪くなり観賞価値が下がります。
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            当店のガラス水槽がまさにその状態になってしまったので、いったんメダカを水槽から出して、水換えと濾過器やガラス面のコケ掃除を同時に行う、いわゆる“水槽のまる洗い”をしました。
            洗い始めたからにはハウス内の水槽は全て洗いたいと思っていますが、これがけっこう大変で、展示販売用の水槽だけでも数十個はあるので気が遠くなります。小型水槽の場合は水を抜いた後に洗い場まで持って行けるので比較的、洗いやすいです。
            当店ではガラス水槽の場合3ヶ月〜半年に一回は丸洗いをするようにしています。
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            | メダカの飼育容器 | 16:23 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
            メダカの飼育容器(園芸用プランター)
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              [園芸用プランター]
              園芸用プランターの底穴をふさぐとメダカ飼育容器として使えます。底穴は付属のキャップでふさぎますが、水漏れが心配な場合はキャップの周りにコーキング材を塗ります。園芸用プランターは、メーカーや物によって耐久性がさまざまで、弱い物の場合、水を入れた時の変形が激しかったり紫外線による劣化で一年も持たない事があります。私の経験では値段の安い物ほど耐久性がないという印象です。メダカを飼いはじめて途中で壊れると厄介なので、購入する時は値段の安さばかりにとらわれず材質の厚さや質など“いい感じ”の物を選ぶようにしましょう。園芸用プランターは赤系、白系、緑系、その他の何色か色がありますが、それぞれメダカに対する特徴が多少あります。まず白系の容器は夏場の水温上昇が緩やかです。それと、黄金系のメダカなどのように黒色素を抑えて観賞したい場合に向いています。赤系や緑系の容器は、夏場の太陽光による水温上昇が速いので注意が必要ですが、楊貴妃など朱赤系メダカの色揚げに効果があるとされています。
              プランターのメダカ飼育容器としての使い方は、底土、水草、浮草などを入れて野外飼育にする場合が一般的ですが、メダカと水以外は何も入れないベアタンク式というやり方も一部であります。ベアタンク式の場合は水質の管理に多少こつがあるので、なれないうちは底土などを入れる飼い方をおすすめします。
              飼えるメダカの数は13リットルプランターで10尾までといったところです。当店では親にするメダカの野外飼育でプランターを使用しています。
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              | メダカの飼育容器 | 15:44 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
              メダカの飼育容器(発砲スチロール箱)
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                メダカ販売店 小山メダカセンター 店主のブログです

                [発泡スチロール箱]
                発泡スチロールの箱もメダカの飼育容器として使えます。発泡スチロール箱の利点は、入手がしやすく、場合によってはスーパーなどでただでもらえる事もあります。そして発泡スチロール素材の最大の特徴が保温性がとても優れているところです。つまり飼育水の急激な温度変化が起こりにくいので、メダカの温度変化による負担を少なく出来ます。
                発泡スチロールの弱点は、耐久性があまり無く壊れやすい事。それと、物によっては素材のキメの荒らさから最初から水漏れする場合がある事等です。
                メダカ飼育容器としての使い方は、基本的には睡蓮鉢等と同じように底土、水性植物、浮草などで生物環境を整えて野外飼育で使うのが一般的です。又、付属のフタがある場合、冬季の夜間に被せておけば、ある程度の凍結防止になります。(普通種メダカの場合、完全に底まで氷らなければ死ぬ事は少ないです)
                飼えるメダカの数は、水量一リットルに対し一尾程度、つまり10リットル入る容器で10尾、50リットルで50尾程度というのが定説になります。これは他の素材の飼育容器にも当てはまります。
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                | メダカの飼育容器 | 17:24 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
                メダカの飼育容器(睡蓮鉢)
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                  メダカ販売店 小山メダカセンター 店主のブログです

                  [睡蓮鉢]
                  睡蓮鉢、水鉢などの陶器で出来た穴の開いていない鉢も、メダカの飼育容器に適しています。焼き物なので横から光りが入らず、ある程度の厚さが有る為に温度変化が少ないようです。
                  生物環境を整えて、メダカを飼いやすくする為に底土を薄く敷き、鉢植えにした睡蓮等の水性植物や浮草を入れます。そうする事で疑似的な生態系ができて水換えや掃除等の手間を減らす事が出来ます。普通はろ過装置などは使いませんがメダカの数が多い場合や青水による夜間の酸欠が予想される時は弱いエアーレーションをする場合があります。普段はあまり水換えは行いませんが、蒸発して水が減った時は足し水をします。飼えるメダカの数は以外と少なく直径4〜50センチ程で10尾位までにした方が色々なリスクが減ります。夏場に水性植物が繁殖し過ぎるとメダカが泳ぐ場所が無くなってしまうので、適度に間引きます。
                  一旦環境が整うと陶器製の鉢は手間がかからず失敗も少ないので、メダカ飼育にはおすすめの容器です。
                  この度の大地震で、一番溢れた水が少なかったのが丸型の睡蓮鉢です。
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                  メダカ飼育容器
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                    メダカ販売店 小山メダカセンター 店主のブログです

                    メダカを飼育する容器(水槽)には色々なタイプの物があります。そして、それぞれ長所や短所など特徴があるので、目的や必要に応じて使い分けるべきです。
                    [ガラスやアクリルの水槽]
                    ガラス水槽の最大の魅力は、当然ながらメダカを横から見られるという事でしょう。基本的には家の中など室内でのメダカ飼育で使います。稀に野外の軒先などに置いている人もいますが、保温性があまり無いのと、太陽の光りが直接入りやすいので、温度変化の激しい季節では、その水温変化でメダカの調子が落ちる可能性が考えられます。つまり、ガラス水槽をメダカの野外飼育では絶対に使えない、という訳ではありませんが、日除け(メダカも日焼けをします)と温度コントロールが難しいです。
                    室内のガラス水槽飼育の場合、コケの掃除や定期的な水換えなどのメンテナンスはどうしても必要になってきます。その為、睡蓮鉢などによる野外飼育よりも手間がかかる傾向があります。
                    濾過装置に関しては、過密状態の飼育でなければ、それほど強力な濾過能力は必要無いかもしれません。それよりも、あまり強すぎる水流はメダカに負担がかかるので、適していません。少し弱いブクブク程度でもいいでしょう。
                    実際のメダカ養殖の現場でガラス水槽が使われる事は少ないですが、当店では販売用メダカの展示用に小型のガラス水槽を使っています。
                    当店で使用している小型水槽は15リットル程度の小型水槽でメダカの数は10尾までとしています。
                    当店のガラス水槽は、今回の地震で落下による破損はありませんでしたが、近くに住むお客さんは、台が壊れて水槽が割れたと言ってました。又、ヒーターを使っている場合、火災の原因にもなります。地震の際は落下しなくても大量の水が溢れますので、ガラス水槽の設置には十分な注意が必要です。
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                    写真:小型ガラス水槽、メダカ用底土、投げ込み式濾過器、カキ殻きんちゃく、水温計、オートヒーター23℃(加温はダルマメダカ等で低水温季に限る)
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