メダカ日誌

メダカ販売店、小山メダカセンターの店主によるメダカのブログ
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奇形の実際
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    JUGEMテーマ:国産改良品種メダカ
    めだか販売店、小山メダカセンター店主のブログです。

    前回、メダカの姿形と観賞価値の話しを書きましたが、「奇形的な欠点をもつメダカなんて稀な話しだろう…」と思う人もいるかも知れません。
    しかし実際には、体型に難のあるメダカは意外と多いもので、特に人為的な交配を重ねて作出される改良品種のメダカでは、遺伝的な奇形を血筋にもっている事も珍しくはなく、一般に流通する一部の品種や系統では、その血筋のメダカのほぼ全てに何らかの奇形が現れている可能性すらあるので注意が必要です。
    こうした事態は、品種を系統立てする際、あるいはメダカを生産する際に、ただいい加減に増やしただけのメダカであったり、正しい選別淘汰がされる事なく間違った交配が繰り返される等により起こる事なのです。
    例えば、改良品種のメダカの中に広がっている遺伝的な奇形の一つとして、いわゆるセムシや背骨曲がりと呼ばれる奇形がありますが、これもセムシ遺伝子(wy)によって遺伝している事が多いので、本来ならばブリーディングする際には、背骨曲がりの個体はハネる事が基本なのです。
    つまり同じ品種のメダカでも、奇形の個体とそうではない個体には、大きな価値の差があると言えると思います。
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    写真:背骨曲がりの奇形メダカ
    | メダカの奇形 | 19:51 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
    メダカの奇形(その2)
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      今日は関東地方で春一番が吹いたというニュースを耳にしましたが、ここ(栃木県小山市)は、風をさほど感じませんでした。しかし気温が今の時期にしては異常に上昇した為、遮光ネットで日よけをしないと、ハウス内は暑さで苦痛を感じる程でした。つくづくハウスは温度調整の難しい建物だと感じます。今日は定休日なので、昨日にひき続きハウスのメダカ整理です。
      それでは、前回の話(メダカの奇形について)の続きです。

      写真:背曲がり3
      このメダカは、前回の個体(写真:背曲がり1)と同じ様に背骨が湾曲しています。それに加え、口の下部に突起が出ています。これも奇形ですので、背骨が湾曲していない個体であっても、この様な突起があるメダカは、奇形メダカとして選別時にはじきます。(当店では)

      写真:背曲がり4
      このメダカは普通体型のメダカですが、完全に背骨が湾曲してM字に見える程です。
      この他にもいろいろな背骨の曲がり方をするメダカが居ますが、背骨の奇形のメダカの存在を知らないと、新体型のメダカと勘違いし、騒ぎたてる人が出てくるかも知れません。
      改良品種において、奇形と言う概念をどこまで許容するかは、メダカを選別、固定するブリーダーや愛好家によって多様ですが、体型の変異ではヒカリ体型やダルマ(背骨の縮み)が、ぎりぎりではないかと個人的には思っています。
      | メダカの奇形 | 17:36 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
      メダカの奇形(背曲がり)
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        今日の栃木県南部は、雨が降ったり止んだりの不安定な天気の為、ハウス内のメダカの整理です。品種改良途中のメダカが出てきて、次の世代を進めるか悩みながらの作業で、なかなか進みません。メダカの整理をしていたら、何尾か背曲がり等の奇形メダカが出てきました。ちょうど奇形魚をお客さんに説明する写真が必要だったので、写真を撮って見ました。
        それでは、何例か見てみましょう。

        写真:背曲がり1
        背骨が湾曲している個体で、特にヒカリ体型に多く見られます。写真の個体は尾びれの形も不完全ですね。(ヒカリ体型の尾びれはひし形)通常このような個体は、選別時にはじかれます。

        写真:背曲がり2
        これは一見、背曲がりに見えない人もいると思いますが、背中の中央部で腰折れになっている個体です。これもヒカリ体型のメダカに多く見られる奇形です。もちろん選別時に、はじきます。
        この様な背骨の奇形は次の世代に遺伝し易いので、親メダカとして使うのは適していないと、個人的には考えています。まだ何事例かあるのですが、また次の機会にお話ししたいと思います。
        | メダカの奇形 | 17:41 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP