メダカ日誌

メダカ販売店、小山メダカセンターの店主によるメダカのブログ
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飼育水の水色
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    めだか販売店 小山メダカセンター 店主のブログです

    透明、薄緑色、濃い緑色、薄茶色…、メダカの飼育水の色には、さまざまな色があります。同じようにセットして、同じような場所に置かれた飼育容器でも、それぞれの容器ごとに飼育水の色には違いがあります。
    問題なのは、飼育水の色だけでは、その水がメダカにとって良い水なのか悪い水なのか判断する事は、ほぼ不可能だという事です。単純に透明だから良いとか、濁って見えるからダメとかではないのです。
    過去に、それぞれの水色について、各種の水質測定をした事があります。その結果は、自分が予想したものとは違う事がほとんどでした。最近では、青水(グリーンウォーター)が持てはやされる傾向がありますが、色ばかりに拘るのは危険だと思います。ではどうするか…基本は日頃からメダカの“調子”をよく見る事だと思います。
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    | メダカの飼育水 | 18:37 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
    メダカの飼育水(青水、グリーンウォーターその3)
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      メダカ販売店 小山メダカセンター 店主のブログです

      前回、青水(グリーンウォーター)の特性のつづきです。
      [水温]
      透明な飼育水よりも青水の方が表層の水温が高くなります。又、青水は保温性があるので一度水温が上昇すると下がりにくいという特徴があります。春先などで、まだ比較的水温が低い時季にはプラスに働く効果だと考えられます。
      [適当な暗さ]
      青水はアオコによって光りが遮られて、深い所に適当な暗さが出来ます。メダカが深く潜る事により紫外線によるダメージや外敵から隠れる事が出来ます。青水自体が隠れ場所になるので、メダカに安心感を与えストレスを減らします。
      [アルカリ度]
      日中にアオコは、盛んな光合成を行い大量の二酸化炭素を吸収します。逆に夜間はアオコやその他が呼吸によって二酸化炭素を出すので、昼夜で青水の二酸化炭素濃度が変化します。二酸化炭素濃度はPHに影響しますから昼夜でPHが変化します。日中はCO2の減少によるPH上昇、夜間はCO2増加によって日中よりもPHが下降します。あまりに濃い青水は昼夜のPH変動が大きくなりメダカに負担がかかる事が予想されます。メダカの適正PHは7〜8.5程度ですが、濃い青水は時としてPH10をこえるアルカリ性にもなるので注意が必要です。
      青水の特性をいくつかあげましたが、掛水や部分水換えを毎日〜数日おきに行い、良好なアオコの状態を維持し、かつ青水が濃くなり過ぎないようにする事が重要です。適度な青水の濃さの表現に“飲みごろの緑茶”というものがあります。さらに、青水飼育の場合は必ず曝気(ブクブク)をする事も必要になります。
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      | メダカの飼育水 | 16:51 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
      メダカの飼育水(青水、グリーンウォーターその2)
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        メダカ販売店 小山メダカセンター 店主のブログです

        メダカに餌を与えながらしばらく飼育していると、植物性プランクトンが発生増殖してきます。この植物性プランクトンのことをアオコと呼び、アオコを積極的に繁殖させて良好に維持させる事を“水作り”といいます。そうしてできた飼育水は緑色で、青水(グリーンウォーター)と呼ばれます。又、そのような状態になる事を“水ができた”と表現されます。青水の特性をいくつかに分けて考えて見ましょう。
        [酸素量]
        日中はアオコによる光合成により水中の酸素量が増加します。酸素の補給は、メダカだけではなくバクテリア、動物性プランクトンその他、飼育水中で酸素が必要なもの全てにプラスに働きます。
        しかし、夜になるとアオコの光合成は停止しても呼吸は続くので酸素が消費されます。アオコの増殖が進んだ濃い青水は、夜間にメダカが酸欠になる恐れがあります。
        [生態的循環]
        メダカの残り餌やフンなどが濾過バクテリアなどの働でアオコの栄養塩類になり、光合成によって有機物が作られます。それらは直接的もしくは間接的にメダカの餌になると考えられます。アオコは楊貴妃などの朱赤系メダカの色揚げ効果があるとされています。実際に鑑賞魚の色揚げ用餌の原材料として植物性プランクトン由来のものが使われる事があります。クロレラ、スピルリナ等

        さらに、青水の特性…次回につづきます。
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        | メダカの飼育水 | 16:29 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
        メダカの飼育水(青水、グリーンウォーター)
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          メダカ販売店 小山メダカセンター 店主のブログです
          [青水(グリーンウォーター)]
          メダカの飼育を開始してからしばらくすると、飼育水が緑色になってくる事があります。これは植物性プランクトンの発生増殖によるもので青水(グリーンウォーター)とよばれています。
          特に初心者の場合、飼育水が青水になると透明度が落ちる為に“水が汚れた”と毛嫌いされる事が多いですが、青水自体が全てメダカに悪いわけではありません。青水は場合によってメダカに害にも有益にもなるので扱いに注意が必要ですが青水飼育にこだわりをもったベテランもいます。
          青水の特性は…次回につづきます。
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          | メダカの飼育水 | 18:30 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
          メダカの飼育水(その6)
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            JUGEMテーマ:国産改良品種メダカ
            前回は、メダカの飼育水がバクテリアの働きで、時間と共に酸性になって行く事を簡単に説明しました。
            でも、メダカの適正PHが7〜8・5なのに水道水のPHが7という事は、すぐに適正値から外れてしまい、しょっちゅう水換えしないといけないの?と思った人もいるかもしれません。
            メダカは水質に対する適応力があるので、徐々な変化であれば、少しぐらい適正値から外れても、通常はすぐに死ぬ様な事はありません。が、出来ればもう少し長い間隔での水換えの方が良いのにな〜…というのが正直な所です。
            それを可能にするのがカルシウムやミネラル分です。酸性の水は、それらが溶け込むと、中和されPHが上がります。なので、カルシウムやミネラル分が豊富に含まれている“カキ殻”等をメダカの飼育水に入れておくのです。メダカの飼育水が酸性化してくると、成分が溶け出して長い間メダカの適正PHをキープしてくれるという訳です。
            さらに、これを応用して酸性の井戸水(地下水)を汲み置きにしてカキ殻を使う事で、中和させてPHを上昇させる事も出来ます。(この場合、必ず撹拌の為にエアーレーションが必要です)
            という訳で、当店のメダカ飼育水槽のほぼ全てと汲み置き用の貯水槽には、カキ殻が入っています。おすすめは当店オリジナルの“カキ殻きんちゃく”です。(店頭販売のみになります)
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            写真:地下水の汲み置き水槽(カキ殻とエアレーションの併用)

            写真:カキ殻きんちゃく
            | メダカの飼育水 | 17:52 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
            メダカの飼育水(その5)
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              前回のPH(ペーパー)の測定で、水道水のPHはメダカの適正PH(PH7〜8・5程度)内の約PH7である事が解ったと思います。しかし、実際にメダカの飼育を始めると、いくら適正な飼育水でも、その水質は時間と共に変化して行くのが普通です。
              飼育水の水質変化の理由は色々ありますが、今回は一般的に多い、時間と共に酸性化が進むケースを取り上げてみます。
              まず、メダカはエサを食べてフンをします。フンはバクテリアによって分解されアンモニアになります。このアンモニアはメダカにとって有害ですが、バクテリア(ニトロソモナス)によって分解されて亜硝酸になります。亜硝酸はまだ毒性が有りますが、さらにバクテリア(ニトロバクター)が分解して毒性の弱い硝酸塩類になります(この一連の流れを硝化還元といいます)。硝酸塩類は酸性なので蓄積するにつれて飼育水は酸性になってきます。
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              つまり、最初はメダカに適した中性であった飼育水は、バクテリアの働きでフン等は分解されますが、段々メダカの苦手な酸性になってきて水変えが必要になるという事です。
              ちなみに、立ち上げ間もない飼育環境は、まだバクテリアが少ないので有害なアンモニアや亜硝酸が多くなりやすいです。PHが下がっていなくても水変えが必要になる場合が有ります。
              次回はメダカの飼育水“もうちょっとアルカリ性”編です。
              | メダカの飼育水 | 16:52 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
              メダカの飼育水(その4)
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                JUGEMテーマ:国産改良品種メダカ
                関東地方3月だというのに、雪混じりの雨です。ちょうど前回の予告で、飼育水の酸性とアルカリ性についてという事だったので、今日の雨の酸性度を測定して見ました。その結果、今日の雨水の酸性度は約PH5程度の酸性でした。
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                写真:雨水(ph5.0)
                水の酸性度(アルカリ度)は一般にPH(ペーハー)で表されます。そしてPH7が中性で7以下が酸性、逆に7以上がアルカリ性になります。
                メダカの適正なPHはPH7〜8・5程度の中性〜弱アルカリ性だとされています。
                つまり、今日の雨水はメダカの飼育水としてはPHが低すぎると言えます。(ここで言う“飼育水”とはメダカを飼い始める時に、最初に水槽等に入れる水の事とします)
                同じ様に、水道水と井戸水(地下水)のPHを計測して見ました。今回は小山メダカセンター内にある浅井戸タイプの地下水と栃木県小山市の水道水を使いました。
                結果は水道水がPH7、井戸水(地下水)がPH5でした。
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                写真:井戸水(ph5.0)
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                写真:水道水(ph7.0)
                季節的な要因等で、結果は変わって来ると思いますが、今回の結果では、メダカの適正PHの範囲内にあったのは水道水だけという事になります。
                当店が、メダカの飼育水に水道水をおすすめる理由の一つがこの結果からも解ると思います。
                次回、“飼育水の水質は変化する”に続きます。
                | メダカの飼育水 | 16:56 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP
                メダカの飼育水(その3)
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                   メダカの飼育水について、[井戸水(地下水)はメダカに最適?]編です。
                  メダカの飼育水にこだわりを持っている人の中で、特に井戸水(地下水)に強く執着する方がいます。いわゆる井戸水信者と言われる人達です。
                  地下水=カルキ(塩素)が入って無い=飲んで旨い(飲料可の場合)=最高=メダカ元気
                  という公式と、誰かから聞いた“地下水だとメダカは死なないらしい”という都市伝説
                  を信じています。
                  では本当に井戸水(地下水)はメダカに適した飼育水なのでしょうか?答えは必ずしもそうとは言えません。
                  一口に井戸水(地下水)と言っても、その水質は地質や水脈、季節的要因等により大きく違いが有ります。さらには、近年の工場や住宅の開発等による水質汚染が有るかもしれません。
                  ちなみに、人間が飲める地下水と、メダカにとっていい水とは別です。
                  次回は、メダカの飼育水を酸性、アルカリ性の面から考察してみようと思います。

                  写真:スイレン鉢で元気に泳ぐメダカ
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                  メダカの飼育水(その2)
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                    JUGEMテーマ:国産改良品種メダカ
                    今朝も厳しい冷え込みで、当店がある栃木県南部でも−4℃程まで下がりました。3月としては二十数年ぶりらしいです。まったくここ何年か異常気象ばかりで、この先の季節が順調に進むか不安ですね。
                    それでは、前回[メダカの飼育水]の続きです。
                    水道水=カルキ=最悪=メダカの死 という公式の呪縛はかなり強いらしく、そういった人の中には、わざわざ車で数十キロ離れた所まで、いわゆる名水と言われる様な湧水を汲みに行ったり、近所のスーパーに無料の電解水を汲みに行ったり、ペットボトル入りのミネラルウォーターを使ったりと涙ぐましい努力をしている方もいる様です。
                    しかし、繰返しになりますが正しい使い方をすれば、水道水はメダカの飼育水として問題有りません。
                    では、正しい使い方とは、カルキ(塩素)を気化する為に水道水を1〜2日ほど、汲み置きをする事です。この時、容器にフタはしないで下さい、出来ればエアーレーション(ブクブク)をすると早く塩素がとびます。カルキ抜き(塩素中和剤)等の薬剤を入れる人もいますが、当店では特に入れていません。
                    そして次回、井戸水(地下水)神話説?に続く・・・。
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                    写真:汲み置き用タンク
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                    メダカの飼育水
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                      写真:今朝の氷(厚さ1cm程)
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                      写真:ハウス内の植物(ホトケノザ)

                      今日は金曜日なので、店は定休日です。
                      小山メダカセンターがある北関東は、季節外れの寒波で、今朝は冷え込みが強く、厚さ約1センチほどの氷が張りました。しかし、この冷え込みも明日でひと段落らしく、季節は確実に本格的な春に向かっている様です。徐々に水もぬるんで来るでしょう。
                      水と言えば、魚類であるメダカにとって、水はとても重要な環境要素である事は、誰でも知っています。メダカの飼育水に特別なこだわりを持っている人もいるでしょう。でも、そのこだわりが間違いである場合も実は少なくないです。
                      特に多いのが、井戸水(地下水)こそ最高の飼育水であり、水道水ではメダカが死ぬ、と思い込んでいるケースです。水道水にはカルキ(消毒の為の塩素)が入っているという知識だけが先行し、水道水=カルキ(塩素)=メダカの死、という公式が完全に出来ている様です。
                      しかし実際には、正しい使い方さえすれば、水道水はメダカ飼育に問題無い水です。
                      もちろん、塩素が含まれている水道水そのままでは問題が有りますが…
                      具体的なやり方は、次回説明します。
                      | メダカの飼育水 | 14:10 | - | - | - | - | ↑PAGE TOP