2014.05.01 Thursday
観賞メダカの歴史(まとめ)
JUGEMテーマ:国産改良品種メダカ
めだか販売店、小山メダカセンター店主のブログです。さて、このところ何回かに渡り「観賞メダカの歴史」について、個人的な歴史観も踏まえて少し足早ではありましたが、各時代ごとに取り上げて記してみました。
こうして振り返って見ると、今、観賞メダカの歴史は、その創世記とも言える時代の真っ只中にあるとも感じられます。
品種にしても、数年前からすると随分と豊富なバリエーションが誕生しています。
一方で、最近では余りにもバリエーションが細分化され過ぎていたり、メダカの名前ばかりが乱立していたりと、混沌を極めている様相も一部であります。
しかし、そういった事も、これから時代と共に人気の無いメダカは徐々にシーンから淘汰されていったり、メダカの品種名にしても「うさん臭い」名前は時代と共に排除されていく事で、無難かつ矛盾のない本来あるべき「品種名」へと、徐々にではあるかも知れませんが、良識あるメダカ愛好家諸氏により良い方向へと導かれていく事と信じています。
又、この数年で観賞メダカは急発展しましたが、この発展は、金魚、錦鯉、熱帯魚などの、これまでの「観賞魚」の歴史の先に存在している事も忘れてはならないでしょう。
20年ほど前から比べると、今の観賞魚業界は全体的に随分と下火になった感は否めないのですが、そんな中にあって発展を続けている「観賞メダカ」という存在は、観賞魚業界全体の中でも、かなり貴重な存在でもあるのです。
そんな貴重な存在の「観賞メダカ」に、この先も益々注目が高まって行きそうですね!